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  • 2020/06/04 17:24



    10番目のブランドは signasthesia (シナスタジア) 。
    @signasthesia .
    半透明のペーパーで覆われたパッケージが特徴的な、
    お花のブランドです。


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    signasthesiaは、英語で"共感覚"を意味します。
    共感覚とは、色や香り、音楽などから、ある人物や場面を思い起こすような感覚のことです。
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    顕著な方ですと、日常のあらゆるものからさまざまなインスピレーションを受けるそうで、
    著名なアーティストの方にも多くこの感覚を持つ方がいらっしゃるそうです。
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    ただ、きっとそんなに特別なものではないと、私は考えています。
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    例えば街を歩いていて、花屋さんを見かけた時、
    そこに並んでいるお花を見て、「あの人みたいだなあ」と感じるのも共感覚といえます。
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    こう考えてみると、共感覚は贈り物というものと、
    密接な関係があるような気がしてきますね。
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    signasthesiaの"outline "という、上述のパッケージの作品。
    そのテーマ性にも、ブランドの哲学が宿っています。
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    あえて輪郭をあやふやにし、ぼやけさせることにより、
    その様相を自身でもよく想像することで、
    改めてお花の質感、造形、色味を捉え直す。
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    シンプルにまとめられているようでいて、
    その中に強い草花の生命力が満ち溢れるような。
    そんな作品です。
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    パッケージの中身は多くのものがブーケ状に束ねられており、
    そのまま置くもよし、取り出してお手持ちの花器との組み合わせも楽しむのも良さそうです。
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    現在、acelioではすべての作品が完売してしまっており、ご紹介ができるものがないのですが、
    今後も様々な機会や場面に添った、ご提案ができればと考えております。
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    何かのきっかけに、お花を贈る楽しみを
    感じていただけましたら幸いです。