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さて、1つ目のブランドは　ISIR (イズィール)　です。
@isir.jp

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ISIRは、acelioのスタートと同時に、
一番はじめにお取り扱いをさせていただくこととなったブランドさんです。
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糸を張り詰めたような緊張を感じさせるシャープな直線や曲線の動き、
そして潤うようでありながらも軽やかな鏡面を特徴としたジュエリーブランドです。
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そんなISIRの一番の魅力は、
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「『アート』を内包した『デザイン』であること」
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だと私は考えています。 .
. 「アート」と「デザイン」はとっても似ているようで、
実は大きく異なっています。
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Wikipediaより
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"「アート」:アート（英語：Art）とは、芸術・美術など間接的に社会に影響を与え得るものである。"
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"「デザイン」:デザイン（英語: design）とは、審美性を根源にもつ計画的行為の全般を指すものである。意匠。設計。創意工夫。"
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この2つの言葉を比較し・解釈するポイントは「独立性」と「計画性」だと私は考えています。
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アートは、個人の表現によって絶対的に成り立つもので、強い「独立性」を備えています。
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また、何かの目的を達成するためではなく、衝動的な行為によって創造されるものなので、「計画性」は必要ありません。
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その反面、デザインは「個」では成り立ちません。
Wikipediaの解説にもある、「設計」や「創意工夫」といった、成果を果たすための「計画性」を含んでいます。
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そして、その計画の先には必ず「対象とする人・社会」があります。
デザインは独立した表現ではなく、影響を与える「対象」があってはじめて成立するのです。
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デザイナーの彼は以前、「正円が好きなんですよ」と私に話してくれました。
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建築が好きで、それを学び、仕事にもしていた彼だからこそ、
「形」として完成されたその美しさ、そして「違和感」に魅了され、
表現しようと思ったのではないかと思います。(これは推測ですが。笑)
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この言葉は、彼の中にある「衝動的」な思想であり、
「アート」な部分の根源ともいえるのではないでしょうか。
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そしてISIRは「身体の存在」にスポットを当ててものづくりをしています。
”日常では気にも留めない身体の存在を生き生きと沸き立たせる”とコンセプトにもあるように、
着用者の、その先を設計するこの姿勢は「デザイン」的な感覚です。 .
また、着用した時の滑らかに指に通っていく質感にこだわった造形も
着用する、ということに向けた「デザイン」といえるでしょう。
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人の身体は骨格から肉付き、耳の形までおおよそ左右非対称にできています。
あえて違和感のあるジュエリーという「アート」を身体に加えることで、
パズルの最後の1ピースをはめ込むように「デザイン」する。
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アートの部分が、デザインの中で心地よい存在感を持っている、
そのバランス感覚にこそ、isirの魅力があると私は信じています。
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現在、acelioのonline storeでのお取り扱いはありませんが、
ISIRの公式オンラインストアより、オーダーをしていただくことが可能です。
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また、今後もacelioではpop up等の出店にてご覧いただけることと思います。